2011-01-01から1年間の記事一覧
ようやくひと仕事終えた今、無気力に支配されているだけで、特にどうということもない。終わった!とひとつ伸びをしてみても、その翌日も、その前日と同じ日常が淡々とやってくるわけで、解放感に浸る間もなかった。 第一、このひと仕事から自分が今までどん…
ボーナスを見越してマクロレンズを買ったが、12月の方々への支払いを考えると、最初に貯金すると決めてた額を残してきれいに使い切ることが早くも判明。全然見越せてなかった。スーツとかシェーバーとか、買った方がいいものもあったのだが、まあ仕方ねえ。 …
中世までの「名所」は、文学の世界に豊かなイメージを与えるための教養としての「ナドコロ」であり、特に京都という文化的中心から離れた武蔵国、江戸においてはその傾向が顕著だった。その後徳川氏の入府を経て都市建設が進められ人口が集中した江戸では、…
1年前くらいにスマートフォンを購入し、それ以来ソーシャルネットワークにも関心を持ち始めた父とFBで繋がっているのだが、その父のウォールに先日やや公序良俗に反すると思われる書き込みがあった。 それは幾分品の無い単語が用いられているというだけと…
絶望の国の幸福な若者たち作者: 古市憲寿出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/06メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 642回この商品を含むブログ (110件) を見るとりあえず読んでみた。こんなもの買ってる経済的余裕も、こんなもの読んでる時間的余裕…
良い格好、お金のかかった格好をすることに全く興味が無いと言えば嘘になるけど、僕にはセンスもお金も無いから、少なくとも僕ひとりでそれを実現しようとすると大抵失敗する。学生の頃は、ちょっと奮発気味の買い物をしたことが何度かあったが、それらは今…
大学以来やってきたことは、基本的にお金にはならないことばかりだった。まあ人文系人間としてのんびり生きることを選んだわけだが(といっても研究職ですらないので、実際にはただのボンヤリだ)、確かにすぐにお金にはならなくても、全く世の中の役に立た…
電車の中とかTVCMとかのドリランドの広告を見て、不親切だなあ、と思った。 未だに何を楽しむものなのかさっぱりわからない。TOKIO登場!とか言われても、それが何を意味するのかちっとも理解できない。あの広告からは、ゲームが全く伝わってこない。 もとも…
若者不在の若者論、20代が反論 「絶望の国の幸福な若者たち」の著者、古市憲寿氏に聞く:日本経済新聞この人とは一応同世代なんだけど、著書には却って何となく手を出しそびれていた。共感しても反感を持っても「何だかなあ」という気分になる気がして。この…
auのiPhoneを使っていてもソフトバンクに入れる?:日本経済新聞こういう記事を読んで、就活生が「なーんだ、他社の携帯を使っててもいいのかー」なんて安心できるほど、就職活動の闇は浅くない。確かに、企業はそんなことを気にして良い人材が採れるわけで…
頑張りさえすればいいのか、という問いに対しては、まあいい、と答えなければならないのだろうと思う。感情的には時に納得いかない場面もあるかもしれないけど、人間に対して誠実にあろうとするならば、そう答えなければいけないのだろう。金子みすずの「み…
ゴーグル男の怪作者: 島田荘司出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/10/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る夏にNHKでやった番組に島田荘司が提供したストーリーを自分で小説にしたもののようだが、僕はテレビを持ってい…
友人がkindleを買って、ちょっと嬉しそうだ。僕も触ってみたいし、「電子書籍」みたいなものが普及する未来を想像するのは楽しいんだけど、じゃあ自分だったら何を読むかと考えると、これが思ったよりぱっとしない。今まで無かったもので、今自分の手元にな…
先日ある人と話していて、江戸の橋と東京の橋とでは、「橋の景観」だけでなく「橋からの景観」も異なるのではないか、という指摘を受けた。 江戸の橋は、当時の技術の範囲で最も負荷に耐えうる構造としてか、あるいは橋の下を船が通ることを考慮してか、太鼓…
最近、江戸時代から明治初期くらいまでの江戸東京名所絵双六のことを考えてる。 絵双六というのはいわゆる双六で、一応盤双六というバックギャモンみたいなゲームとの対比の上での言葉。で、双六というと現代の僕らが連想するのは、一本のレールの上をサイコ…
土曜に、友人が主宰する劇団の舞台を観に行った。 舞台の上で繰り広げられる現実を、一本のリニアな物語として説明することは、能力的に僕にはできないし、またする必要も無いと思うので、粗筋などは書かない(書けない。僕が粗筋を書けるくらいなら、その舞…
僕には夢が無い。やりたいことは特に無い。だから就活はいまいち身が入らなかったし、成功したとも言えない。難しくも何ともない仕事を最低限して、生活に必要な最低限のお金をもらっている。死ぬのは怖いし痛いのも嫌だから生きているけど、そこに積極的な…
勤務時間中、課長はだいたいネトゲをやっている。僕も暇だからあまり人のことは言えないのだけど、まあもうちょっと忙しいふりもしましょうよと思う。 それでも、部下の仕事に文句をつける際の、問題を論理的に切り分ける目はさすがに鋭い。どんな一言がどこ…
東京近郊の祭としては大きいと聞いていたので、昨日の夕方からちょっと行ってみた。 いわゆる「小江戸川越」にあたる、古い街並みが残るエリアは、現在でも幹線道路に貫かれており、普段は結構車通りが激しい。なので道の両側に続く街並みを見て回るのがちょ…
最近急速にFBが流行ってきたため、地元の人たちがアカウントをとって何人かニュースフィード上に流れ込んできた。今朝もまたリクエスト一件。TVCMでも流れてんのか?拒否したら角が立つのでお受けするが、フィードから透けて見える彼らの思考や行動が尽…
ここ5年くらいで、色んなSNSが流行ったり廃れたりしてきた。僕もその波に乗ったり乗れなかったりした。ちょっと思い返してみよう。はてなはSNSではないけど、まあウェブで自分を発信するツールの一つということで。・2005年春 最初のはてなの日記を始める。…
昨日の仕事帰り、ふらっとソフトバンクショップによってiPhone4Sを予約してしまった。 ここひと月くらい3GSのホームボタンの反応の悪化に悩み、ここ2週間くらいは電池残量表示が20%くらいあるのに電池切れでダウンが頻発し、先週くらいからはフリーズが激増…
先週別の課に入ったパートさんがもう辞めると言いだしたらしい。終業が5時になると帰り道が暗くて疲れちゃうらしい。連休も挟んでるし何日働いたのか知らんが、一度無断欠勤もしているらしい。うんまあ、もういいんじゃないか。 しかし僕なんかは日によって…
奇想、天を動かす (光文社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 光文社発売日: 1993/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (49件) を見る先日島田荘司がどうとか書いたので、そういや最近何してんだろと思ってググったら、Twitt…
「北斎とリヴィエール」@ニューオータニ。最終日ということを考えると、あまり混んでるとは言えなかったような。日本人好みだと思うんだがね。 大雑把な構成は、リヴィエールの三十六景→北斎の三十六景→広重、計100点ほど。エッフェル塔三十六景の表紙を…
小説を書いている友人がいる。彼自身は小説の編集者なのだが、自分でも書いている。といってもまだアマチュアで、時々良いのができると賞に出してみたり、という感じ。数か月に一作くらい、短編以上くらいのものを書き上げて、読ませてくれる。 本人としては…
友人に服を貰った。A.P.C.のブルゾン。持ち主が着れなくなって捨てるところだったのをすんでのところで手を出した。ちょっとかっこよすぎて僕に似合うかどうかはかなり怪しいのだが、まあ工夫する。これいくらしたんだろう。 僕自身は基本的に服にお金をかけ…
去年の8月からずっと聴き続けているバンドがある。 networks。キーボード、ギター、ドラムのスリーピースインストバンド。 ある日ふらっと寄った渋谷ツタヤでwhite skyのどの曲かが聞こえてきて、だからじっくり聴けるわけじゃないけど何だかこれはすごい音…
昨年末のくそ忙しい時、というかやりかけの〆切間近の課題があった時、僕はデジイチデビューした(課題は当然しくじった)。僕は基本的にあまり物欲なんかもない方だと思うんだけど、普段そうであるだけに、一度「あ、欲しい」「あれやりたい」と思うと、却…
有史以来最強の破壊力を持つCMがこちら。 もうかなり長いこと流しているが、先日たまたま実家に帰っている時に久々に出くわして、非常に困った。 同じシリーズで、結婚前夜の娘が父親に、昔よく作ってもらった炒飯をねだるというのがあるが、あれはちょっ…