2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

正直言って、

帝都衛星軌道作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/26メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (46件) を見る新刊は高いので、立ち読みで読み切ってしまった。「東京」(あるいは都市)と「死刑」(あるいは冤罪)という、島田…

ローレライ!

etc

小田急線で香椎由宇さんを見た、と思う。朝から幸せな気分になれた。

卒論とは何ぞや

4年生の卒論中間報告会を見てきた。一年後にはこれくらいを要求されるのか、と。他のところだと学生は結構いじめられるらしいが、うちの分科は先生方が妙に優しい。書いて楽しい、読んで楽しい卒論を書こう、ってかんじ。そのためには、楽しむためにはある…

芸術とは何ぞや

artってのはnatureの反対だから、要は人間の営みだ。人間だからこそできることったら、心を伝えることかな。でも、例えば悲しい時に悲しいという言葉を発しただけでは、回線をゼロイチが通っていくように情報の伝達が行われるだけで、心が伝わるのとは少し違…

無期破棄

そういえば、今日だったね。まだ裁判は続くんだろうが、実質、死刑にしちゃえよってことか。「死刑じゃなければ著しく正義に反する」とはなかなか厳しい言い方だな。でも差し戻しであって、自ら判断するわけではないのか。最高裁って自ら新しい判断はしない…

フィールドワーク

都市計画関係の授業のため、新百合を歩いてきた。結構距離歩いたし、多摩丘陵はアップダウンきついし、暑いし、疲れた。あの辺は猛然と開発が進んでいるね。今週末までにレポート書ける気がしない。 偶然、中学の頃好きだったひとの高校の近くに出たので、ち…

憂鬱について

梅雨は憂鬱だ。 でも梅雨という季節が日本列島に存在するというよりは、人間が勝手にある一定の期間に名前をつけているだけでしょう?気象庁の梅雨入り・梅雨明け宣言にどれだけの権威があるだろう。それでも毎年今頃は確かに雨が多い、それをだいたいで梅雨…

欧州連合

高1の時、地理の教育実習生が、EUに入れないトルコの話をしていた。今も加盟候補国らしいが。コミュニティを作るのはそれによって便益を確保したいからで、そのためにはコミュニティは有限でなければ意味が無い。どこかで境界線を引かねばならず、どこかに…

ピアノ

etc

数日前から触り始めた。とりあえずドビュッシーのアラベスクを思い出してみる、というか他にレパートリーないけど。中学の合唱コンクールで伴奏をやりつつ高校受験を成功させたことにあやかって、高3の時に楽譜を手に入れて一人で少しずつ練習してた。「指…

面倒臭いと言いながらそれを回避することなく諾々と続けるのは、結局最も面倒臭い事態を回避するために過ぎず、要は筋金入りの面倒臭がり屋なのだ。強くありたいと思う。どんな時でも呼吸を乱さずに踏ん張っていられる強さが欲しい。硬い強さではいずれ有限…

memo

馬鹿だわ。「時間で切ると空間が広がってる」って話をしたら、その次の議論は「空間で切ると時間が広がってる」となるはずだろうに。つまり、空間内のあらゆる一点が一切の時間を包含している、と。まあ存在する限りその空間は一切の時間を経験するんだろう…

時間

ある一つの時点において、たとえ光速の有限性のために確認できないとしても、三次元的に世界が展開しているということを認められるならば、同様に現在という一点が過去と未来とを包含していてもいいんじゃないか、という妄想。運命が決まっているという証明…

幸せだなァ、僕ァ、

どんな時が幸せ?という問いに対する回答として、生物としての快楽か、あるいは社会的役割における充足が挙がることが多い。しかし、それって人間としての「幸せ」かい?前者については、あまりに人間として幸福を追求する意味が無さ過ぎると思うし、後者は…

恐怖

秋田の事件で、週刊誌が煽っていた通り、女の子の母親が逮捕された。どんな経緯があるのかはわからない。殺害も彼女の手でしているかも知れない。それでも、「平然と事件について語る容疑者」よりは、激昂する(ふりであるとしても)容疑者を輪になって撮影…

思いつく端から書くから論理はないよ

人間はどんどん変わってゆくものだからこそ、その時の自分がそういう形でそこにいたんだ、ということを何らかの形で同定しようとする。その際しばしば、内面は言葉になる。でも言葉にする時って、例えば書き始めと書き終わりとでは時間差があるわけで、その…

愛されたい、愛したい

男女限らず、好感を持つ相手に対して、非常に臆病になる。近づきたいだけに、嫌われたくないだけに、相手が自分を、少なくとも嫌ってはいないと信じられるまでは、軽く吐き気を催すくらいに気に病みながら関係の築き方を模索する。といっても何か行動を起こ…